今年もトマトの苗をつくっています
今年初めて作るのはメキシコミジェットトマト、豆トマト、ホワイトビューティートマト。
野口のタネの袋のデザインと野口さんの思想が好きなので野口のタネを毎年購入
普通に一袋全部育てると20から100ぐらいの苗ができてしまい困ってしまいますが、ここにある品種は普通の場所では販売されていないので入手困難であり、やはりタネを買って自分でつくることになるわけなのです。
固定種の意味も大事なのですが、食べたことのない味への好奇心が一番のモチベーションとなり、ひじょうに面倒な苗づくりをしているわけなのですが、今年一番気なっているのがメキシコミジェットトマトです。
メキシコミジェットトマト
来歴:メキシコの米国テキサス洲との国境付近の道端に生えていたトマトを牧草を運搬する運転手が見つけて米国に持ち帰ったのが元という。
ー特徴-ブルーベリー位のサイズのマイクロトマト。草勢が強く、露地栽培で夏から霜が降りる頃まで長期間収穫できる。数個ずつあちこちに果実が実るため収穫はやや手間であるが独特の野生的な香りがあり風味が良い。原種に近いSolanum pimpinellifoliumかもしれないが未確認。
とまぁ、こんな感じのことが書いてあるのを読んでいるとワクワクしてきます。
あとはここの写真にはないが唯一毎年タネを取り続けているものも
ミノールシミズのスパゲッティトマト1号
サンマルツァーノ種のF1種子からタネを取り続けバラバラになF2、F3から選抜し続けて今年で6年。
日本の露地栽培用イタリアントマト。農薬、化学肥料は使わないで牡蠣殻石灰ともみ殻で栽培し、支柱、脇芽かき不要で大粒。
昨年は中でも大きかった160グラムオーバーのトマト3つからタネを取りました。
イタリアントマトは夏野菜の中でも必需品であとはおまけといってもいいくらい。だいたい2種類で50本の苗を植え、毎年900mlのビンに数十本単位で瓶詰めをつくるので、小粒のもの、収穫や栽培に手間のかかるものは作らなくなりました。
。シシリアンルージュ、ロッソナポリタン、なつのこま、他のサンマルツァーノ固定種、ボルゲーゼなどなど。
瓶詰めもはじめは湯むきしてホールトマトなどにしていたが今はピューレというか濃いジュースにして瓶詰めに。
ヘタや傷んだ所をとりのぞき、ミキサーにかけザルでタネを皮を除去したあと、寸胴で煮てからビンに煮沸したビンに詰めてさらに煮沸し、蓋を締め直し煮沸。とまぁこんな感じのよなよな夏仕事。おかげでトマト缶は一切買わずに賄えるようになりました。
アロイトマトがF1品種からできたこと知ってからできたイタリアントマトの固定種
これらの苗は知人などに分けて余ったら販売予定です。(アロイトマトは発芽が悪く少しだけなので販売はしませんがイタリアントマトトマトの固定種、ステラミニトマト、ホワイトビューティートマトなどは多少あります。ただまだ小さいので6月ぐらい2、3週先になると思いますがご了承下さい)
ちなみにF 1トマトのおすすめは
こちらは作ってはいませんが売っているお店には売っていますのでそちらでどうぞ
大玉 麗夏
中玉 レッドオーレ
小玉 千果
桃太郎からアロイトマトができたようにこれらの優秀な品種をバラして固定化してみるのも面白いと思います
http://happybirthcafe.naganoblog.jp/preview/index/mode/draft/entry_id/2099031
この本もわかりやすいです。
今年もレッツトマト!