2014年11月25日
新米もってきたよ!
脱穀したモミに草の種もたくさん混ざっていてそのまま精米するとその草の種が混ざってしまう。ので唐箕で飛ばすことに。
この草の種が問題
飛ばす前
飛ばしたあと
玄米にして
新米は白米に
新米おいてきたよと母に連絡。
母親も田んぼで働く様子をみていつも心配していたので無事に米になって喜んだ。
うちの場合は父親の代から米を作らなくなった。専業農家だけどその時期は野菜の苗作りでとても田んぼのことをやっていられないのと、「買ったほうが安い」
という高度経済成長時代的な考がある。
それがあって今の自分があるので文句は言えないけど。
専業農家なのに主食の米を作っていない。
どこか違う気がする。
でもきっと父もいつか作りたいと思っているはずだ。
仏壇にお供えした新米
80すぎて細くなった身体で手にぺっと唾をはき長いハゼ掛けの棒を担ぎあげた祖父の背中はかっこよかった。
いまでも記憶にしっかりのこっている。
かわいがっていた孫が米を作ってもってきたら嬉しいに違いない。
孫のかわいさはまだわからないし、肉体を失ったあとで感じる人の思いというのもわからないけど、たぶんこの世で食べるよりもおいしいんじゃないかと想像する。
それは肉体後のお楽しみ☆