2014年12月16日
信州の里山資本主義 のとゆ展とロケットストーブワークショップ

先日信州の里山資本主義をテーマにしたシンポジウムに行ってきました。
http://ene-partners.jp/archives/999
森林面積第3位を誇る森林資源が豊かな長野県において、先人たちがたゆまぬ努力をして 作り上げてきた森林資源を私たちがどのように適切に評価して、その恩恵を授かるべきなのか。 森林の本質について、深く掘り下げて考え、これからの長野県の林業のあり方を主たるテーマとしつつ 私たちの暮らしのあり方や地域社会の向かうべき方向性について考察してみたいと思います。

林業の仕事について2年、やってみて山のことを恥ずかしくなるくらいなんにも知らないということを知りました。
また現在の林業経営は木を植えて育てるというウッジョブみたいな林業ではなく、補助金で間伐や松枯れの処理をするといった感じで、木材の有効利用というより植林されたまま放置された後始末という感じでした。
大型の重機やトラックなどがたくさん必要になり燃料費がたくさんかかります。
現在の林業という仕事からは明るい未来は見えないというのが働いてみての感想です。

松枯れ燻蒸処理に使われる石油製品

毎日たくさんの石油燃料を消費
林野庁 林業産出額の推移
現在の木材生産は約2000億
http://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/24hakusyo_h/all/a44.html

ではなにか解決方法がないかというとあります。
エネルギーの問題から林業をみてみると可能性が見えてきます。
まずは戦前まで信州で栽培されていた麻で里山脱資本主義
エネルギー輸入額23兆円と大麻の可能性
http://happybirthcafe.naganoblog.jp/e782453.html
あとは身近にある木でたき火をしてみるのもいいです。

「火を囲んで食べる」ということは、まさに人間として生きることの原点でもあります。現代の幼児たちのなかにも、それを喜びとする感覚がまだしっかりと残っているのかもしれません。
しかし、「燃える火がおいしい食べものを作る」ということを、いま、どれだけの子どもが実感として知っているでしょうか。ガスの火を使う場面はまだあるとはいえ、ごはんを炊くのは電気炊飯器でしょうし、お湯を沸かすのも電気ポットがふつうになりつつあります。電子レンジで温めるだけで食べる場面も増えていますし、調理はすべて電気という住宅も珍しくはないご時世です。ひょっとすると、いまの幼児たちのなかには、花火をするときくらいにしか「燃える火」をみたことがない、という子もいるのではないのでしょうか。いや、その経験すらなく、アニメやゲームの中でめらめらと燃え上がる火---熱くもなく、煙の匂いもしない火しか見たことがない、という子も珍しくないんじゃないかと、不安になってきます。
人間にとって「燃える火」は、おいしい食べものを作るのに欠かせないものであると同時に、夜の闇や寒さや野獣たちから身を護ってくれるものでもあり、家族や仲間との絆を深めてくれるものであり、お話が語られる場を作るものでもありました。
もちろん火には、きわめて危険な側面もあり、コントロールには細心の注意が必要です。昔の家は、囲炉裏やかまどのある日本の家でも、暖炉のある西欧の家でも、ペチカのあるロシアの家でも、屋内で安全に火を焚くにはどうすればいいかというところから出発して、それを最優先につくられていました。また、伝統的な祭には、洋の東西を問わず、火の不思議さや恐ろしい破壊力を強く印象づけるパフォーマンスがたくさんあります。いったんすべての火が消され、漆黒の闇のなかで「新しい火」が点されるのも、大きなかがり火がごうごうと火花を吹き上げるもの、大松明が振りまわされるものなど。
そんな「火の体験」を奪いさられてかしまっても、はたして子どもたちは力強く育っていけるでしょうか。「しっかり食べる」力の不足は、ひょっとするとそのこととも関係があるのではないかと思えてなりません。
いまの子どもたちをとりこにしているアニメやゲームには炎が爆発的に燃え上がるような刺激的なシーンが珍しくありません。そんな破壊的な火ではなく、おいしい食べものを作ってくれる火、冷えた身体を温め、千変万化の輝きで見る者を楽しませ、団欒の喜びを与えてくれる火を、なんとかして子どもたちに手渡していきたいものです。

イベントとワークショップのお知らせ


のとゆ展〜山の草木と精霊たちのぬくもり〜
2014年12月15日(月)ー12月27日(土)12時〜18時
山の植物を採取し 火を焚き 染め重ねたぬの、羊の毛をくるんだ あたたかいベストや帽子など、いろいろ形にしました。ぜひお越しください
冬至お楽しみ会
12月21日(日)14時〜19時位 1500円(1drink)
柚子やかぼちゃ、コーヒー、火あかり、すてきな音楽など…
ライブ ささきりょうた・里花
日の入り16時半頃から始まります
cafe MAZEKOZE(カフェ・マゼコゼ)
http://touch.navitime.co.jp/spot/detail?provId=02108&spotId=5121&referer=
長野市長門町1076-2
026-225-9380

ロケットストーブワークショップはまだ日程は決まっていないようなので興味のある人は電話で確認してみてください。
山で仲間と楽しく遊ぶことによって何かが見えてくるのではないかと思います