衣食住遊 イセヒカリ 今日無事生かして頂いてありがとう御座います

2011年04月11日

イセヒカリ種もみ無料配布 in Slow CAFE ずくなし

終了いたしました
こちらへどうぞ


たいへんだ!たいへんだ!
スーパーに米がない。石油がない。農薬も化学肥料もない。どうしよう!!

そんな時にこの記事があった事を思い出してください。

政府や農協がやらない食料危機対策。



イセヒカリ種もみ無料配布のおしらせです。

農薬、化学肥料がなくても作れる。
畑でも作れるイセヒカリ。
田植えをしなくてもお米ができる。
畑、バケツ、ベランダ、屋上、河川敷。
飢餓に対する備えとしてイセヒカリを広めています。


Slow CAFE ずくなしでもイセヒカリを無料配布しているのでぜひどうぞ。
カリタのメジャースプーン一杯おすそ分け
http://shop.asama-de.com/b/zukunashi/

もっと作りたい方はこちらへ
http://happybirthcafe.naganoblog.jp/e695250.html



もしも飢餓が訪れたら
http://www.youtube.com/watch?v=SCkS1GEEkqs&feature=youtube_gdata_player

避難場所はこちら

日本不耕起栽培普及会
http://www.no-tillfarming.jp/index.html

なずなの会
http://www.nazunanokai.com/




ポスト石油時代を生き延びる

コシヒカリより美味い米
ーお米と生物多様性
佐藤洋一郎 著より

 石油はいつなくなるのか。いっとき、石油がなくなると大騒ぎした時期もあったが、その後新たな鉱脈がみつかったりして、今は、すぐに石油がなくなるということはなさそうだという結論に落ち着いているようだ。しかしだからと言って安心はできない。石油のような鉱物資源はいつか必らず枯渇する。それだけではなく原油の価格は常にマネーゲームの対象になったり、国家間の戦略に翻弄され続けたりしてきた。石油に限らず、およそ資源と呼ばれるものの価格はしばし人為的な理由で激しく上がり下がりする。それにもかかわらず、政治は抜本的な対策をしてこなかった。
 誰もが知っているように、石油の値段がちょっと上がっただけで、その影響はとてつもなく大きなものになる。とくに日本のようにそのほとんどを輸入している国では、影響は深刻である。まず石油で動かす機械が動かせなくなる。二00八年夏の原油価格の高騰は、ガソリンの価格を一リットル当たり一八0円にまで跳ね上げた(東京二十三区)。むろん、重油も軽油も値上がりした。ビニールハウスで野菜などを作る農家は、ビニール製品の値上げに悲鳴を上げ、ボイラーの燃料代にも困り果てた。
 石油の大量消費時代の次ぎに来る「ポスト石油時代」に注目し、その時代の「生業」を考えている一人が早稲田大学准教授の縄田浩志さんである。縄田さんによると石油で財をなし、今、世界でもっとも羽振りのよいアラブの人びとは、石油が枯渇する近未来について、ある種の覚悟を決めているという。同じく、京都大学の間藤徹さんも最近、「石油が一リットル300円になったときの日本の農業をシミュレーションする」という面白い研究を始めている。
 石油の価格がちょっと上がっただけで現代農業そのものがピンチに立たされる。化学肥料や農薬など、今の農業を支える物質はどれも石油からできているからである。とくに化学肥料は日本国内での生産はコスト的に合わないという理由から、海外で生産されたものを輸入している。石油の固まりのような化学肥料を石油を使って運んできてあるのである。
 今の日本の農業は、実は石油漬けになっている。農業が太陽エネルギーに依存する第一次産業であるという認識は、こと現代の日本農業に関する限り正しくない。何らかの理由で石油の値段が高騰すれば、稲作をはじめとして今の日本農業は壊滅する。こんなシナリオを書いてみる

~二0XX年、Z県の農協は、農家に対するイネの苗の販売をついに中止した。前々から石油の価格高騰で、苗を作って販売することができなくなったのだ。農家は、自分で種子を播いて苗を作ることを余儀なくされたが、苗を育てるための培養土も値上がりしていた。しかたなく農家では、水田の一部の土を均してそこに苗代を作るという、昭和四0年代ごろまでの方法を復活させざるを得なかった。半世紀前の光景が、農村のあちこちで展開していた。
 田植え機を使えない農家も出た。都会に出た息子夫婦が応援に帰省した農家もあったが、ガソリンの高騰で鉄道での帰省がほとんどだった。孫たちは泥んこ遊びに大喜びだったが、田植えがそれほどはかどったわけではなかった。何しろ田植えなどやったことのない人たちだ。少し規模の大きな農家では、一部を休耕せざるを得なかった。
 夏になった。どの田も、明らかに草だらけになっていた。普通ならば田は、田植え前に何度も耕耘し、表面をきれいに均しておくのだが石油の高騰で耕耘の回数を減らした農家が多かった。除草剤は水に浸かっている場合にだけ効き目が表れる。耕耘が十分でないと田面がでこぼこになって、ところどころが水面に顔を出してしまい、そこだけ除草剤が効かなくなる。それに加え、除草剤の使用料を減らしたため、効果がいっそう弱まったのだ草取りのために、納屋の奥から草取り機を引っ張り出したところもあった。しかし多くの農家では、草取り機などとっくに捨ててしまっており、草取り機を持っている農家には貸し出しの依頼が相次いだ
 化学肥料も、価格が高騰していた。そのうえに品薄が続き、注文してもいつ荷が届くか分からないありさまだった。荷が届いても、今までのように配達してもらえるわけではなく「取りにくれば売ってやる」と言わんばかりの対応だった。どの農家も以前のように十分な肥料をやることができなくなっていた。イネをはじめどの作物も成長は以前にくらべて明らかに劣っていた。近くの畜産農家には、数年前から厩肥を売ってほしい都いう問い合わせが相次いでいた。それまで処分に手を焼いていた糞がうれるようになるありさまだった。それにしてもイネの生育はみじめなものだった。どの田でも、イネ株の隙間から田の表面がのぞくほど生育が劣っていた。この分では、収穫が減るのは避けられない気配だった。
 ハウスの野菜栽培からも撤退する農家が相次いでいた。町では野菜の値段が高騰していた。野菜を作ればビジネスチャンスになることは分かっていたが、どの農家も露地で野菜を作った経験を持っているわけではなかった。それにこれだけ農薬の値段が上がると、病気や害虫が発生しても駆除ができない。大掛かりな野菜栽培は無理だった。
 秋になった。いつになく害虫や病気の被害がでた。雑草の害と肥料不足とがあいまって、やはりこの年の収穫は10年ほど前に比べて二割落ちていた。

必要は発明の母という。「しのぎの技」は困ったときにこそ登場した。人類はポスト石油時代を生き延びる新たな技を生みだすだろう。しかしどのみち、農業生産を今後もある水準に保っていくには、石油に対する過剰な依存からの脱却が必要だ。そのためには、化学肥料の分量を減らしても、そこそことれる品種や技術の開発が必要となる。明治以来の国家による品種改良の基本は、「多投入他収穫」であった。コシヒカリはその頂点に立つ品種だ。石油脱却の稲作は、この基本線を変更する、いわゆるパラダイムシフトを伴うものになるだろう。当然、使える品種も大きく変化することだろう。

以上抜粋

使える品種も大きく変化することだろう。。。

現在イセヒカリは品種としての登録がされていません。
父親が不明だからだという理由だそうです。
ラベルに『イセヒカリ』と表示できないので安い値段でしか販売できません。
イセヒカリが非常に優れた稲にもかかわらず広まっていない理由がここにあります。
なのでイセヒカリを育てるときは、販売よりも自給自足や飢餓の対策を目的にした方がいいです。

肝心な味ですがとてもおいしいお米です。(作り方や炊き方に注意がひつようですが)
何が起こるかわからない時代においてはイセヒカリは頼りになります。
畑でも作ることができ、農薬や化学肥料に頼らず、倒れににくいからです。
そしてなによりおいしいイセヒカリ。
お米はパンやお菓子も作れます。
また玄米や発芽玄米に自然のお塩をかけて食べれば放射能対策にもなります。

イセヒカリは人と地球に優しい未来のお米です。

ひろまれひろまれイセヒカリ☆








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Posted by HAPPY BIRTH CAFE at 11:23│Comments(0)
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