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2011年03月07日

日本不耕起栽培普及会 岩澤信夫講演会



講演前の様子  http://www.youtube.com/watch?v=UyOXZZh7xPE

「安全でラクで高く売れる」究極のコメ作りを孫子世代にひたすら伝え続けて...
「耕さない」と奇跡の田んぼができる

日本不耕起栽培普及会会長
岩澤信夫
いわさわ のぶお

1932年、千葉県成田市生まれ。成田高卒業後、実家の農業に従事。地元の名産、スイカ栽培名人として全国行脚するうちコメ作りに興味をもち、80年代初頭から「不耕起」に没頭。93年「日本不耕起栽培普及会」を設立、会長に。08年にこの功績で「吉川英治文化賞」を受賞。著書に『不耕起でよみがえる』『究極の田んぼ』などがある。


 私が一番心配していることは、飢餓の時代が訪れたら、無資源国の日本は何を食べたらよいのかということです。戦時と戦後を、私たちの年代は体験しているからかも知れません。しかし、その私たちも年代的に少数派になってしまいました。飽食を謳歌する日本では飢餓の話はまともに聞いてもらえませんが、飢餓がやって来ないという保証はありません。それに対しての安全保障は、どこにもありません。私はその時に役立つ農法に専念しております。だれもやらないし、考えてもいないのですから、実に平和な日本と言わざるをえません。
「究極の田んぼ」ー肥やさず肥料も農薬も使わない農業ー」
(著)岩澤 信夫 より


田んぼを耕さない。
そこでこんなにコメ作りが変わるのか!
雑草が減るから、農薬がいらないし労働時間も減る。
農薬のない安全な田んぼには生きものがたくさん集まり害虫の発生を防ぐ。
育つイネは冷害や猛暑に強くて、普通の有機農法よりも収穫が増える。
その結果安全で美味しいから高く売れる。
こんな夢の農法を、定年後の帰農族や孫子の代に伝道することに執念を燃やしているのが、成田空港の少し利根川寄りで暮らす岩澤さんだ。
大病を乗り越えた78歳は、「飢餓の時代が来るまでに、この稲作を絶対完成しておかないといけない」と。


「自分だけ不耕起やれば稼げるのに無償で農法を広めてる」

 普及会では消費者を農家に紹介しても手数料は求めない。活動費に充てる会費は集めても、自分の給料はとってない。
「考えてみらゃあ、変なとこあるのかもしんないな。自分で米作って金持ち相手にすれば1000万2000万でも稼げるのは分かってた。でも、誰にでもできる農法を見つけ出したかったのよ。
 米作り名人に片っ端から会ったけど、職人芸の世界で、自分の息子にすら技を伝えられない。名人自身がよく理解してない面もあるしね。それなら、自分が『活字』にしてやろうと。
 金儲けでやってきたんじゃない。道楽なんだよな。道楽は時間と金がかかるほうが面白い」

飢餓の時代に備えて「国民皆農」を
 
 省エネルギーで省労働。病害虫や冷害に強い。有機栽培や自然農法と違って多収穫。環境に優しいうえに、安全でおいしいから、高い値段で売れる…。いいこと尽くめの不耕起・冬期灌水がひろがらないのはなぜか?
「農薬も肥料もトラクターも買いません、流通ルートも自分で確保しますってんじゃ、農協やアグリビジネスから目の敵にされる。国が方針を転換しないと、農家の意識は変わらない。
 でも、10アールで175リットルも石油を使うようなエネルギー消費農業は続かないよ。資源が枯渇したら、化学肥料も作れない。必ずくる飢餓の時代には、生物資源型農業の出番になる」
 02年に自然耕塾を開校した。就農を目指す定年退職者だけではなく、若者たちも集まってくる。塾生の9割は農業経験がなかったのに、地元に戻って自ら塾を開く卒業生まで現れた。
「彼らは真っ白だから、『非常識な農法』でも受け入れられる。そうやって不耕起の輪が広がっていってくれれば。
 最近、全国どこでも耕作放棄地がふえている。現役農家は年寄りばかりだからね。親は田んぼを先祖から引き継いだと思ってるけど、子の代になると平気で手放す。農業を始めたい人にとって、絶好のチャンスなんですよ。
 ただ、いまの農地法には問題があって、50アール以上の田んぼがないと農家と認められない。私は『一反(10アール)百姓』を提案しているんだけど、小規模でも本気でやりたい人を参入させないと、農家がいなくなっちゃう」
 今年は市民農園もスタートさせた。こちらは就農というより、普通の市民が週末に作業し、家族で食べる分だけ作るイメージ。目指すは「国民皆農」だ。
「これまでは畑の市民農園はあっても、田んぼはなかった。でも、実は無農薬栽培だと稲作のほうがはるかに簡単なの。
 米を人家族で毎月10キログラム食べるのは多いほうでしょ。年間で2表作れればいいから、田んぼは3アールで十分。NPO法人を作って放棄地を借り、3アールずつ割り当てればいい。
 田んぼを私たちの世代で消滅させないためにも、スノーボーダー、サーファー、スケーター、市民のみなさんの応援が必要なんです」


講演前の様子  http://www.youtube.com/watch?v=UyOXZZh7xPE

講演会の様子 http://www.youtube.com/watch?v=SCkS1GEEkqs&feature=youtube_gdata_player
日本不耕起栽培普及会
http://www.no-tillfarming.jp/index.html


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Posted by HAPPY BIRTH CAFE at 12:00│Comments(0)百姓
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