2011年08月13日
料理といのち
読むだけで心が満たされる本を二冊紹介します。
とっても感動して涙が出そうになってしまいました。ほんとうです。
両方ともタイトルに「いのち」という言葉がついています。
料理とはいのちに感謝すること。
そんな事を教えてくれる本。
この二冊はオススメです。
食べるだけで幸せになる
いのちのごはん
著者 「ゆにわ」店長 ちこ
料理の原点は、命を祝福すること
『ゆにわ』がめざす料理は、究極の愛情料理です。
ライバルは、プロの料理にんではなく、すべてのお母さんなのです。
おぼえていませんか?
あなたがまだ幼い頃、お誕生日にお母さんが作ってくれたごちそう。「美味しい」を超える"何か 、感動を超える"何か がそこにはあったはずです。
それは、命に対する祝福ではないでしょうか。
生まれてきてありがとう。
生きていてくれてありがとう。
そうゆう、祝福です。
その思いを、料理を食べる人ではなく、料理の食材にまで拡大するのが、究極の愛情料理です。
"食べる とは、命の交換ではなく、いのちの交歓であらねばなりません。食材に宿る命と、それを食べるにんげんの命を、ともに祝福するのです。
命を祝福するという点では、誕生日会も、料理も同じです。
『ゆにわ』とは 斎庭 のことです。
古神道では、神様が降りる場所を意味します。『ゆにわ』では、毎日がお祝いであり、お祭りです。誰かの誕生日をお祝いするかのような気持ちで、すべてのお客様をお迎えしているからです。
北極老人の言葉
プロの料理を目指してはいけない。
テクニックに頼ってはいけない。
力でねじ伏せてはいけない。
最高の、至高の、究極の、家庭料理を作りなさい。
ライバルは、プロの料理人ではなく、すべてのお母さんだ。
そして目標は、食べた人に、子どものような笑顔になってもらうことだ
ブログ・~ゆにわ店長~ちこのまんぷく!まかない帖
http://s.ameblo.jp/tico82000/theme-10012571676.html
ゆにわのホームページ
http://genkisyokudo.uni-wa.com/
あなたのために
いのちを支えるスープ
著者 辰巳芳子
スープに託す
「つゆもの、スープ」と人のかかわりの真髄は、と問われましたら、あらゆる理論を超えて、「一口吸って、ほっとする」ところ。いみじくも「おつゆ」と呼ばれれている深意と答えたいとおもいます。
作るべきようにして作られたつゆものは、一口飲んで、肩がほぐれるようにほっとするものです。
滋養欠乏の限界状態で摂れば、一瞬にして総身にしみわたるかに感じられるそうです。この呼応作用はいつの日にか解明されますでしょう。「おつゆー露」いつどなたがこの言葉を使い始めたか知る良しもありませんが、露が降り、ものみな生き返るさまと重ねてあります。
私たちの先祖方の自然観と表現力をたたえ、この美しい言葉ををこころ深く使ってゆきたいとおもうのです。
私は、母の心づくしのおつゆもので守り育てられました。
しかし、おつゆもの、スープの本を書くに至った情熱は、父の八年に及ぶ、言語障害を伴う半身不随の病苦であったと思います。
病苦の中の嚥下困難が、スープと結びつきました。
嚥下困難は、とろみにかける液体、または口中でまとまりにくく散ってしまうことがむせることをまねき、むせれば食事は中止となります。
病院では、これに対応する食事の配慮は皆無で、特に親切のつもりの刻み食はいかんともなしがたいものでありました。
さらに衰弱は、食事することさえも労作であることがみえました。
一腕の中に、魚貝、野菜、穀物、豆を随時組み合わせ、ポタージュ・リエにしたものは、病人も私も安心の源でした。
例えば冬は、父の好む香りの高いものーセロリとひらめの酒蒸しのポタージュ・リエに。パセリのクロロフィルを落とし、吸飲みですすめました。夏の夕方は、冷たい、病人向きのガスパッチョでひと息入れてもらったりでした。
父は忘れえぬ笑顔で、応えてくれました。
母亡き後の三年間、いのちを支える、日替りスープを作り続けられたのは、母の教えでもありましたが、恩師・加藤正之先生のスープに対する姿勢と手法でした。
先制は、大正から昭和初期、日本の最も落着きのあった時代を、宮内省大膳寮において、秋山徳蔵先生とともに仕事をされました。
先生はスープと野菜で十四年という修行をなさり、「これらができれば、肉や魚は言っでもできる」がくちぐせでした。特にスープはの献立の最初に供させるものとして重要しされ、細心の注意を払われました。
私は十三年間、完全献立でご指導を受けたのですから、切るにつれ、鍋に向かうにつれ、先生の注意は耳もとで聞こえていました。
この本には三つの特徴があります。
一つは、解説図式にのっとっていることです。
父に作った数々の処方と、加藤先生の手法を敷衍増幅したものは、いつしか分類せずにはおれぬほどの点数になりました。分量は分類を招く道理でいつしか、スープの図式が頭の中で形になりました。
図式は、素材と調理法の組み合わせで線引きいたしました。
したがって読者の方々は、おつゆもの、スープの作り方を個々別々の処方として学ばれずに、法則的解説で調理がおできになるはずです。
二つめは、いくつかの願いを込めて書いたことです。
●人が生を受け、いのちを全うするまで、特に終わりを安らかにゆかしめる一助となるのは、おつゆもの、スープであると、確信しております。願わくは、日本の病院食にこの本が貢献しうる日がありますように。
●さらに、離乳食を作る母親がスープの方法を知り、いら立たず、子供の発達を守れますように。
●学童、中高生の給食には、安全な農作物、雑魚の出汁、日本大豆のみそで作ったみそ汁を実現させたいのです。
国家予算が動いてもよいほどに、価値のあることだと思います。
●もっとも切なる願いはー
家庭生活の愛と平和を、おつゆもの、スープが、何気なく、あたたかく、守り育ててくれますように。スープは家庭生活のとりでであるとさえおもいます。この願いは、私のみならず、スープ教室の直弟子100名余の願いでもあります。
三つめに、この本の処方は、多人数のスープ教室を六年続けるという練習量の中で改良安定させたものです。本書の最大の特徴と申し上げられます。
人の人生のゆきつくところは
愛し愛され、一つになることを
願い
それをあらわさずにはおられぬ
仕組みを
生きるところにあるとおもいま
す
人間の尊厳も自由も
互いに愛惜せねばならぬ根源も
ここに、見いだされてなりませ
ん
これが、スープの湯気の向こうに見える実存的使命です。
辰巳芳子オフィシャルサイト
http://www.tatsumiyoshiko.com/?p=68
Posted by HAPPY BIRTH CAFE at 14:50│Comments(4)
│料理
この記事へのコメント
こんにちは。
ハッピーレシピをあるカフェで発見し、どーしても気になって、調べたらこちらに行き着きました。
本当ならカラー版が欲しいですが…。10/01/26の記事に、詳しく内容が載っていますが、自分のブログでアップしていいでしょうか?
部屋に一枚、自分で書いてみたくなります!
私は料理人を目指していますが、今回のブログの様な事もずっと感じていました。知らない事はもっと勉強したいですが、地域や家庭の味もしっかり学びたいと強く思います(^-^)
ハッピーレシピをあるカフェで発見し、どーしても気になって、調べたらこちらに行き着きました。
本当ならカラー版が欲しいですが…。10/01/26の記事に、詳しく内容が載っていますが、自分のブログでアップしていいでしょうか?
部屋に一枚、自分で書いてみたくなります!
私は料理人を目指していますが、今回のブログの様な事もずっと感じていました。知らない事はもっと勉強したいですが、地域や家庭の味もしっかり学びたいと強く思います(^-^)
Posted by まひるchan at 2011年08月18日 17:42
>まるひさん
コメントありがとうございます。
本当に良い本ですよね
学校の食育の教科書にしていくらいです。
ハッピーレシピは使い方自由です。
思ったように使ってください。
紹介していただけたり広めてもらえるとすごく嬉しいです。
もともと広めることを目的につくりました。
掃除と心配がどうもうまくできません。
何かと心配ごとがたえない今日この頃です
カラーのものは住所がわかれば送ります
happybirthcafe@softbank.ne.jp
連絡お待ちしております。
コメントありがとうございます。
本当に良い本ですよね
学校の食育の教科書にしていくらいです。
ハッピーレシピは使い方自由です。
思ったように使ってください。
紹介していただけたり広めてもらえるとすごく嬉しいです。
もともと広めることを目的につくりました。
掃除と心配がどうもうまくできません。
何かと心配ごとがたえない今日この頃です
カラーのものは住所がわかれば送ります
happybirthcafe@softbank.ne.jp
連絡お待ちしております。
Posted by HAPPY BIRTH CAFE
at 2011年08月19日 19:25

>まるひさん
コメントありがとうございます。
本当に良い本ですよね
学校の食育の教科書にしていくらいです。
ハッピーレシピは使い方自由です。
思ったように使ってください。
紹介していただけたり広めてもらえるとすごく嬉しいです。
もともと広めることを目的につくりました。
掃除と心配がどうもうまくできません。
何かと心配ごとがたえない今日この頃です
カラーのものは住所がわかれば送ります
happybirthcafe@softbank.ne.jp
連絡お待ちしております。
コメントありがとうございます。
本当に良い本ですよね
学校の食育の教科書にしていくらいです。
ハッピーレシピは使い方自由です。
思ったように使ってください。
紹介していただけたり広めてもらえるとすごく嬉しいです。
もともと広めることを目的につくりました。
掃除と心配がどうもうまくできません。
何かと心配ごとがたえない今日この頃です
カラーのものは住所がわかれば送ります
happybirthcafe@softbank.ne.jp
連絡お待ちしております。
Posted by HAPPY BIRTH CAFE
at 2011年08月19日 19:28

メールしました。
カラー版がゲットできるなんて、思いもよらず嬉しいです(^-^)
よろしくお願いします。
カラー版がゲットできるなんて、思いもよらず嬉しいです(^-^)
よろしくお願いします。
Posted by まひるchan at 2011年08月19日 21:37