2014年10月05日
長谷寺秋分祭 餅つき
2011年からスタートした長谷寺秋分祭というお祭は今年で4年目。
http://www.youtube.com/watch?v=1EILVdieF1A
2012長谷寺秋分祭② 絵解き・岡澤恭子.wmv
http://youtu.be/0aZxa7ggXFY
長谷寺がある長野市篠ノ井塩崎という場所は実家があり檀家で小さい時このあたりでいっぱい遊んだ。
お祭り日というと母親が朝早くからかまどでもち米をふかしごまとあんこのおはぎを作っていたのを思い出す。
最近では家であんこを作ったりおはぎを作ることも少なくなったがあんこのお餅などを食べることだと思っているのかもしれない。
なんとなくおはぎと抹茶を用意したのはきっとそのせいだ。
http://www.youtube.com/watch?v=02DvKqxSANE
そして4年目をむかえた2014年の長谷寺秋分祭ではみんなで餅つきをしてふるまうことになった。
それは面白そうだと思い、餅つきの係りになった。
しかし、、、たくさんの人にふるまうのにどれくらいの量が必要なのか、必要な道具や手順がわからなくて困ってしまった。
それが祭りの一週間前のこと。
どうしようもなく困って、毎年、春や秋のお祭りにおいしいあんこのお餅を作ってもってきてくれる親戚のふさこさんに相談した。
お彼岸に頂いたふさこさんのヨモギもち。
ふさこさんにいろいろとアドバイスしてもらったうえ、当日も一緒にお餅つきに参加してもらえることに。
奉納にと餅つきのもち米と小豆をいただいてしまいました。
お餅やあんこの作り方も教わりました。
200人分ぐらい用意いたいと言うともち米はこれくらい必要で小豆はこれくらいとか分かるのがすごい。
米6升と小豆一升五合
いろいろ教えてもらいました。
もち米は一日前に水に漬けて水できるだけ透明になるように洗い水から米が出ないように注意すること。
かまどの使い方(かまどに水を入れるとは知らなかった。それが漏れていないか)。
臼や杵の用意(水につけてくっつかないようにする)。
小豆の上手な煮方。30分水につけて水をかえ30分煮て水をかえて煮る。
大福にするときのあんこの硬さと餅につけて食べるならこれくらいの硬さとか、お皿は紙皿だとくっついて大変だからだめだとか。
餅つきのときはご飯とお湯を入れると硬くなりにくとか。
甘いのがダメな人がいるかもしれないから大根おろしも用意した方がいいとか。
とにかくいろいろ教しえてもった。
前日には自宅におじゃまさせてもらいあんこをいっしょに練る。
ふさこさんが祖母が畑帰りに子どもを連れていないのを見て「こうちゃんはどうしたの」と言われ祖母は畑に置き忘れて帰ってきてしまって行ってみたらもろこしの間に寝ていたとか。
「この小豆はね、長谷寺の鐘の音を聴きながら育った小豆なんだよ」
とかそんな話をしながらあんこを一緒に作った。
餅つき当日
みんなで臼を重い運ぶ。
丁寧に梱包されていた杵。
いい道具は管理も大変。
純ちゃんがもってきてくれたかまど。
煙突がなくてそこらへんにあったトタンをワイルドに代用。
実家にあった羽釜
ハイセンスな飾り付け
なんだか昭和っぽい。
子どもも餅つき
大人も。
ふるまいの様子
ふさこさんの家のお嫁さんやお姉さんも参加してくれました。
落ち着いてからお気に入りの長谷神社上社に行って山の神様にみんなのお餅をお供えしていっしょに食べた。
ほっとする瞬間。
今回とてもよかったのは子どもたち地元の材料をつかい昔ながらのかまどや羽釜、臼や杵を使って作るお餅つきを経験させてあげられたこと。
たくさんの人の協力があってはじめてできた餅つき。
子ども達が大きくなったとき、どこかにこの記憶が残っていればその子どもたちにおいしいお餅を作ってあげることができる。
自然や先祖のもてなしに感謝し、次の世代にもてなす。
祭りというおもてなしの文化。
みんなでついたお餅は家のお墓とお白助さんのお墓とお供えし、最後に実家の両親にもっていった。
先祖もいっしょに楽しむ。
おいしいものはみんなで作ってみんなで食べるともっとおいしくなる。
そして抹茶を飲む
五穀豊穣 子孫繁栄
Posted by HAPPY BIRTH CAFE at 08:40│Comments(0)
│茶